こんにちは、中のひとアツです。
前回の記事で、トラックボール『MX Ergo S』と自作の40度スタンドを導入し、手首の痛みから解放された話をしました。 右手首の位置が固定され、デスク環境は「完成」した……はずでした。
しかし、人間とは欲深いものです。 手首が楽になり、デバイスを動かさなくなったことで、今度は「キーボードとトラックボールの距離」が気になりだしてしまったのです。
今日は、現在愛用している『Keychron K5 Max』への愛と、それを断ち切って『K1 Max』をポチるに至った「デスク環境の最適化」についてお話しします。
そもそも「Keychron(キークロン)」とは?
ガジェット好きの間では定番ですが、改めて紹介します。 Keychronは、2017年に設立されたメカニカルキーボードブランドで、世界中のエンジニアやライターに愛されています。

その理由は大きく3つあります。
- MacとWindowsに完全対応: 本体スイッチ一つで配列を切り替え可能(キーキャップも両方付属)。
- 無線メカニカル: Bluetooth/2.4GHz接続対応で、デスク周りがスッキリ。
- デザイン: ゲーミングのような派手さがなく、ミニマルで美しい仕事道具。
私もこの魅力にハマり、現在は薄型(ロープロファイル)の決定版『K5 Max』を愛用しています。

現在の相棒:K5 Max(茶軸)と「距離」の問題
K5 Maxは、打ち心地も機能も最高のキーボードです。 しかし、トラックボールを導入したことで、ある物理的な問題が浮上しました。
犯人は「テンキー」の幅だった
K5 Maxは「96%レイアウト」と呼ばれる、テンキー付きのほぼフルサイズ仕様です。 マウスを使っていた頃は、無意識に手前に引き寄せていたので気になりませんでした。
しかし、位置が固定されるトラックボールだと、テンキーの分だけ右手が約8cmほど外側に追いやられます。
ホームポジション(文字入力)からトラックボールへ手を伸ばすたびに、右肩が少し開き、腕を「よいしょ」と伸ばす感覚があるのです。 「このテンキーさえなければ、もっと右手を体の中心に置けるのに……」

「自宅Mac」と「会社Windows」。完璧な配置転換計画
そこで私は、今使っている「K5 Max」を引退させるのではなく、「適材適所」への配置転換を計画しました。 幸い、私の職場はキーボードやマウス等の周辺機器に関しては私物の持ち込みが可能です。
1. 【会社用】K5 Max(茶軸・テンキーあり)へ
私は会社ではWindowsを使用しており、Excelなどで数字を打つ頻度が高いです。 オフィスなら多少のタイプ音(茶軸の音)は環境音に紛れるので問題ありません。 まさに「仕事のためのキーボード」として、K5 Maxには職場で第二の人生を歩んでもらいます。
2. 【自宅用】K1 Max(赤軸・テンキーレス)を新規導入
対して自宅はMac環境。ブラウジングや執筆がメインで、テンキーは不要です。 ここでテンキーレス(TKL)の『K1 Max』を導入し、トラックボールを極限まで近づける計画です。
「茶軸」から「赤軸」へ。スイッチの違いと決断
今回、キーボードを変えるにあたってスイッチ(軸)も変更することにしました。 メカニカルキーボードの軸には、大きく分けて以下の違いがあります。
青・茶・赤の違い
- 青軸 (Clicky): 「カチャカチャ」とうるさいが、爽快な打鍵感。
- 茶軸 (Tactile): 現在使用中。「コクッ」とした適度なクリック感がある万能型。
- 赤軸 (Linear): クリック感がなく、スッと下がる滑らかな押し心地。静音性が高い。
自宅用なので、茶軸よりも静かで滑らかな「赤軸」を選びたい。 さらに言えば、もっと静かな「静音赤軸」や、見た目がスッキリする「かな刻印なし」モデルが理想でした。
理想の在庫がない!だから……
しかし、私が欲しい「White LED × 静音赤軸 × かな無し」というニッチなスペックは、公式ショップや専門店を探しても在庫切れ(SOLD OUT)。
「入荷を待つか?」とも考えましたが、毎日デスクに向かうたびに感じる「右手の遠さ」に、私の我慢は限界を迎えていました。 理想の100点満点ではなくても、まずは「物理的な『幅』の問題を解決すること」が最優先です。
中古市場で「通常の赤軸」を確保
そこで今回は、市場で見つけた「通常の赤軸(JIS配列)」のK1 Maxを迎え入れることにしました。
静音モデルではありませんが、茶軸よりは静かで、リニアな打ち心地を楽しめるはずです。 「かな刻印」についても、画面を見てタイピングしている最中は気にならないでしょう(と自分を納得させました)。
まとめ:到着を待つワクワク
- 手首を守るためにトラックボールにした。
- そのためにテンキーレスが必要になった。
- K5 Max(茶軸)は職場へ、K1 Max(赤軸)は自宅へ。
この「玉突き人事」のような配置転換こそが、今の私にとっての最適解です。 理想のスペックとは少し違いますが、それ以上に「トラックボールを最適な位置に置ける」というメリットは大きいはず。
K1 Maxが届き次第、K5 Maxとのサイズ比較や、赤軸の使用感についてレビューしたいと思います。 K5 Maxよ、君は明日から職場のデスクが新しい戦場だ。準備をしておいてくれ。

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